防災講座 VOL2

2つの大震災

 

阪神・淡路大震災の教訓

直後に繰り返し報道されたこと
被災地支援の重要性
官邸に緊急対策室、全国の自治体に震度計を設置
復興の道のりの難しさ
仮設住宅、震災復興住宅、被災者支援法
なぜ地震予知できなかったか
地震学者への批判
 
あまり報道されなかったこと
被災者80%以上が圧死
建物の倒壊からおよそ15分以内に死亡
被害は昭和56年以前建築の住宅に集中
貧困層に被害
家が倒壊するから人が死に、火災が起こる
 
国民の多くが耐震性の高い住宅に住むことが大切
 

建築基準法(新耐震)では・・・

震度6強で揺れても、中の人が死なない(あくまで最低基準)
震度7で必ず耐えるというわけではなく、地盤の影響も考えられていない、複数の震度7は想定していないという事です。
 

左の写真は熊本地震で倒壊してしまった家屋です。
左の家屋は2007年完成(新耐震、2000年基準クリア)、右は2010年完成で「耐震等級2」の家屋です。
結局のところ、防災講座VOL1でも述べましたが、以下の内容が大切であると考えています。
 

体験から考えること-意識を変えなければならない-

 
1.自分の想定をはるかに超える地震は起こり得る、地震災害に対する知識を持つ
2.自分が住んでいる地盤(盛土または切土)を調べる
3.自分が住んでいる家の耐震強度を知る
4.できるだけ大きな家具(たんす等)は置くべきではないが、少なくとも耐震補強を行う(段ボール箱をたんすの上に置くのが効果的)
5.自分が住んでいる家の周辺や通勤・通学路等の危険個所を知る
6.避難所や一時避難所、防災井戸等の場所を把握しておく
7.避難所までの安全な経路を知る
8.発災時の家族との連絡方法や役割分担を確認しておく
9.向こう三軒両隣、お互い様の意識が大切
 
この講座が、多くの皆さんの防災意識の向上につながれば幸いです。
次回は「防災まちあるきのすすめ」です。
防災士 根岸哲也
 
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